塩ビ溶接をやってみよう

ロードヒーティングで融雪用のヘッダー管がコンクリートピットに通常設置するのですが、
材料コストを抑えつつ尚且つ耐腐食性を高めるために樹脂ヘッダー(塩ビ)を製作します。
塩ビ管は通常専用の塩ビ用接着剤で接合しますが、塩ビ溶接機なるものが存在しており
今回は塩ビ溶接を利用してヘッダー管を製作します。
塩ビ溶接はあまり普及しておらず、塩ビ溶接職人さんもいないので自分でやってみようと
いうことで製作してみます。
使用材料 VP50短管、TS-VS16、塩ビ溶接棒ダブル・DV-VS50圧力試験用
使用工具 コアドリル、塩ビ接着機
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主な使用材料です。

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コアドリルで穴をあけます。完了後ヤスリ等でバリを除去します。

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塩ビ溶接です。溶接棒はダブルを使用。溶接送り&溶接棒の角度・溶着温度等けっこう難しいです。
送りが遅いと焦げてしまうので注意。

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TS-VS16 バルブソケット溶着完了
写真左から1、2個目が近寄ってしまったので、1個目をバルブソケットごと溶着しました。

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完了後漏れチェック 水圧試験を実施してみました。
0.3Mpaで1時間保持確認しました。
どれくらい耐圧があるか更に圧力をかけてみたいところもありましたが、せっかく溶着したのに
壊れるといけないので今回の圧力はここで終了です。
ちなみに他の部材で前回行ったときは0.35Mpa保持を確認しています。
その現場では現在も稼働中で約7年経過していますが、塩ビ溶着部が外れた
ことは今のところないです。

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塩ビ溶接の溶接棒は TS用、HI用・HT用の3種類があります。
配管のヒビ・抜け・損傷等にも使えます。特に継手箇所損傷により
新規の継手等の差し込み補修等が出来ない場合には塩ビ溶接での
修理も可能かなと。
配管口径が大きいと枝管等のチーズ分岐すると竹の子状に長くなってしまいます。
こういう時に塩ビ溶接が役に立ちます。
分岐継手が1個で済みます。